はじめに
このエンドポイントの役割
Seedream 5.0 Flash レイヤー分解は、完成した画像を 1 枚受け取り、パーツに分解します。分離した要素を取り除いて背景を補修したきれいなベース画像と、人物、見出し、商品、小物といった要素ごとの透過 PNG が返ります。どのレイヤーにも名前と元の画像での位置が付くので、どのパーツも移動、拡大縮小、差し替え、色替えができ、外すこともできます。
効いてくる入力
image_url は元になる 1 枚の画像です(png、jpeg、webp、bmp、tiff、gif、30 MB まで。HEIC は非対応)。prompt は任意で、空のままなら自動検出、分けたい要素を書けばそれを分離し、<bbox>x1 y1 x2 y2</bbox> を 0〜1000 の座標で添えて囲むこともできます。resolution は auto、1k、1.5k、2k で、料金はどれも同じです。output_format(jpeg か png)が効くのはベース画像だけです。
コンテンツについて
規制なし。フィルターなしの元画像も、ほかの画像と同じように分割され、フラグも別のエンドポイントもありません。
返ってくるもの
1 枚目はベース画像で、分離した要素を取り除いて背景を補ったものです(layer.zIndex は 0)。それ以外の画像はすべて透過 PNG のレイヤーで、zIndex の順に並び、値が大きいほど上に重なります。各レイヤーには、短い英語のラベルである layer.name と、ベース画像のピクセルで表した [x1, y1, x2, y2] の layer.boundingBox も付きます。PNG 自体が枠より大きいことがよくあるので、PNG を枠に合わせて縮小すると元の位置に戻せます。コード側では boundingBox を任意の値として扱ってください。合計は最大 17 枚(ベース画像と 16 枚のレイヤー)で、課金は実際の枚数に従います。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 入力 | 画像 |
| 出力 | 画像 |
| エンドポイント | テキストから画像、画像編集、レイヤー分解 |
| テキストと編集の入力 | プロンプトは最大 5,000 文字、編集では参照画像 1〜10 枚 |
| アスペクト比 | 1:3〜3:1 の 15 種類 |
| 解像度 | 1k、1.5k、2k(既定は 2k)。3 段階とも 1 枚あたりの料金は同じ |
| レイヤー分解 | 画像 1 枚を入力すると、ベース画像と最大 16 枚の透過 PNG レイヤーを出力(合計で最大 17 枚) |
| 再現性 | シード項目なし。同じリクエストでも毎回異なる結果になります |
主な機能とハイライト
綴りどおりに文字が入るポスター
このページのレトロ映画ポスターでは、クリーム色のセリフ体のタイトル、キャッチコピー、黄色い半券まで、指示どおりに描かれています。文言が決まっているなら引用符で囲み、置く位置も書いてください。軽量で低価格な段階でも、レイアウトの指示がきちんと通るかを確かめる最初のテストにおすすめです。
3 枚の写真から、顔・ドレス・場所を合成
編集エンドポイントは参照画像 1〜10 枚を順番どおりに読み込みます。この例では、1 枚目が顔と髪、2 枚目が背中の開いた赤いサテンのガウン、3 枚目がパリのバルコニーで、その役割をプロンプトに書きました。結果は、そのバルコニーで肩越しに振り返る 1 人の女性です。各画像の役割を書かないと、モデルは素材を混ぜてしまいます。
完成したポスターを、動かせるパーツに分ける
レイヤー分解では、切り出した要素の後ろまで背景を補修したきれいなベース画像と、名前と位置の枠が付いた要素ごとの透過 PNG が返ります。このポスターでは、ダイナー、遠くの車、ネオンサイン、女性、キャッチコピー、タイトル、半券が分かれ、どのパーツも元の位置にぴったり戻ります。文言の差し替え、パーツの削除、女性を別のデザインで再利用することもできます。
リクエストパラメーター
| パラメーター | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
image_url | はい | 分割する画像 1 枚:png、jpeg、webp、bmp、tiff、gif、30 MB まで、総画素数は 262,144〜36,000,000、アスペクト比は 1:16〜16:1。HEIC は非対応です。 1 文字以上 |
prompt | いいえ | 任意ですが、書く場合は 3 文字以上。空のままならモデルが主要な要素を自分で選び、要素を名指しすればそれらを分割します。 3 文字以上 · 5000 文字以内 |
resolution | いいえ | auto、1k、1.5k、2k から選びます。ベース画像は入力のアスペクト比を保ち、各レイヤーは要素の縦横比を保ちます。 |
output_format | いいえ | ベース画像だけの jpeg か png。レイヤーはどちらを選んでも常に透過 PNG です。 |
料金
$0.026 / 出力画像
ユースケース
文字がきちんと入るポスターと広告
レトロな映画ポスター、アクセント記号入りの香水ビジュアル、プロモーション用のタイルなど。文言は正確に引用符で囲み、位置を指定し、公開前に綴りを確認してください。
シーンをまたいだキャラクターの一貫性
あるカットの顔と、別のカットの衣装やロケ地を 1 回の編集にまとめて渡します。撮り直しなしで、同じ人物を新しい場面に置く近道です。
エディトリアルと閉店後のスチル
シルク、開いた襟元、閉店後のゆっくりしたダンス。フィルターなしの画像も、ほかのものと同じエンドポイントで動き、切り替えるスイッチは別にありません。
デザイン作業で使い回せるレイヤー
ポスターや広告をベース画像と要素に分け、見出しの差し替え、小物の色替え、パララックスの制作、被写体を新しいテンプレートに載せる、といった用途に使えます。
プロンプトガイドと実践のヒント
手元にあるものでエンドポイントを選ぶ
文章のアイデアならテキストから画像、変えたい・組み合わせたい写真なら画像編集、パーツごとに使いたい完成画像ならレイヤー分解です。画像を返す 2 つのエンドポイントは、1K・1.5K・2K のどれを選んでも同じ料金です。
形容詞ではなく、カットを書く
フレームに誰や何が入るか、何を着ているか、光がどこから来るか、レンズやフィルムの質感を書きます。このページの雨の窓辺のポートレートは、次のような指示から生まれました。30 代の女性が、深いエメラルド色のベルベットのドレス姿で、雨の筋が走る夜の窓辺にもたれている。ガラスと鎖骨にはピンクとティールの街のネオンが映り、彼女は半分微笑んでカメラを振り返る。35mm フィルムの質感。
タスクをポーリングし、プロンプトも保存する
タスクを作成し、終了状態になるまでポーリングして、プラットフォームのストレージから画像を取得します。シードがないため同じ画像を再現することはできません。残しておく結果には、必ずプロンプトも一緒に保存してください。
はじめに
Seedream 5.0 Flash レイヤー分解は、完成した画像 1 枚を、ベース画像と要素ごとの最大 16 枚の透過 PNG レイヤーに分割し、各レイヤーに名前と元の画像での位置が付きます。使い回せるパーツがほしいときにどうぞ。書き換えられる見出し、別のデザインへ移せる人物、新しい背景に置ける商品などです。
ByteDance が開発したモデルです(モデル ID は dola-seedream-5-0-flash-260915)。
出発点となる素材で Seedream 5.0 Flash のモードを選ぶ
| 出発点となる素材 | モード |
|---|---|
| 新しい画像のための文章 | Seedream 5.0 Flash テキストから画像 |
| 手直しや合成をしたい画像 1〜10 枚 | Seedream 5.0 Flash 画像編集 |
| パーツごとに使いたい完成画像 | Seedream 5.0 Flash レイヤー分解 |
主な特長
自動分割と、指定分割
プロンプトなしなら、モデルが主要な要素を自分で選びます。私たちのレトロ映画ポスターでは 8 枚になりました。ベース画像に加え、ダイナー、遠くの車、ネオンサイン、女性、キャッチコピー、「LATE SHIFT」のタイトル、「ADMIT ONE」の半券です。
居場所を知っているレイヤー
すべてのレイヤーに、短い名前と、ベース画像のピクセルで表した位置の枠が付きます。各 PNG をベース画像の上で自分の枠に合わせて拡大縮小すれば元の画像が戻るので、パーツをそのまま元の配置でキャンバスに置けます。
補修されたベース画像
切り出した要素は取り除かれ、背景が補われるので、ベース画像はそれだけで成り立ちます。ポスターではきれいな雨の通りに、ボールルームの場面では誰もいないホールになりました。
常に PNG の透過レイヤー
レイヤーはすべて透過 PNG です。output_format で変わるのはベース画像だけです。
パーツごとの課金
返ってきた画像 1 枚ごとに $0.026、ベース画像も含み、どの解像度でも同じです。17 枚分を先に確保し、実際の枚数まで差額を返金します。
ユースケース
ポスターの見出しを書き換える
タイトルのレイヤーを取り出し、デザインツールで描き直して、ベース画像の上の元の枠の位置に戻します。
被写体を新しいテンプレートで使い回す
人物や商品を透過 PNG として切り出し、別のレイアウトへ配置します。
奥行きやパララックス用の素材を用意する
平面のイラストを、モーション制作向けに順序と位置のあるパーツへ変えます。
合成用のきれいな背景を作る
ベース画像を何もないセットとして残し、自分の要素を加えます。
プロンプトのコツ
まずはプロンプトなしで
prompt を省いて、モデルが何を分離するかを見ます。モデルが画像をどう読むかを知る、いちばん安上がりな方法です。
欲しいものを名指しする
プロンプトを書くときは、3 文字以上にしてください。気になる要素を指し示します。「踊る 2 人とシャンデリア」と書くと、ボールルームの場面ではその 2 つのレイヤーとベース画像だけが返りました。
バウンディングボックスで要素を囲む
要素の名前の後ろに <bbox>x1 y1 x2 y2</bbox> を加えます。座標は左上を原点とする 0〜1000 です。
Separate the title text <bbox>179 58 809 197</bbox> and the parrot <bbox>330 274 641 991</bbox> into independent layers
レイヤーを枠ごと元に戻す
各 boundingBox は、ベース画像のピクセルで表した [x1, y1, x2, y2] です。PNG は枠より大きく出力されることがよくあるので、PNG 自体の大きさで貼るのではなく、枠の幅と高さに合わせて縮小してください。
コンテンツに関する注意
Seedream 5.0 Flash · レイヤー分解。 SpicyAPI はプラットフォーム側のコンテンツフィルターを追加していません。モデル側の制限は引き続き適用され、結果は保証されません。ご利用にあたっては、コンテンツポリシーを遵守してください。
未成年者を含む素材、同意のない性的な画像、実在する人物へのなりすましを目的とする素材は送信しないでください。これは利用上の禁止事項であり、すべてのリクエストを自動審査するという意味ではありません。
商用利用への適合性、必要な権利の確認、最終的な編集判断は、利用者の責任で行ってください。
API クイックスタート
# Generate the idempotency key once; reuse it when retrying after a lost response.
export SPICY_IDEMPOTENCY_KEY="${SPICY_IDEMPOTENCY_KEY:-$(uuidgen)}"
curl -X POST https://api.spicyapi.ai/api/v1/jobs/createTask \
-H "Authorization: Bearer $SPICY_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Idempotency-Key: $SPICY_IDEMPOTENCY_KEY" \
-d '{
"model": "bytedance/seedream-5.0-flash/layer-decomposition",
"input": {
"image_url": "https://example.com/reference.png",
"output_format": "jpeg",
"resolution": "auto"
}
}'
# Copy data.taskId from the response into TASK_ID, then poll the status.
TASK_ID="TASK_ID_FROM_RESPONSE"
curl "https://api.spicyapi.ai/api/v1/jobs/recordInfo?taskId=$TASK_ID" \
-H "Authorization: Bearer $SPICY_API_KEY"
認証、完全なスキーマ、ポーリング、エラー処理は API リファレンスを参照してください。











